親の介護と向き合うために必要な気持ちについて

親の介護と向き合うために必要な気持ち
年々自分を産んでくれ育ててくれた親が年老いていく姿を見て切なくなりますよね。
そんな大事な両親を、いつかは世話しなくてはならないと思い「介護」に向き合う親との子の関係は想像以上に大変なケースが多いと思われます。なぜなら今までは普通に過ごせた生活、スムーズに話せた会話に困難が生じてくるからです。
特に息子と母、または父との2人暮らしとなると、家事など全くしたことがない独り身の息子が介護を必要とする親の身の回りの面倒を見て、自分も稼ぐために外へ仕事に出るというのは容易ではありません。ご近所付き合いも希薄になっている今、人と人との繋がりが薄い状況は孤独な介護への破滅に陥りやすいのです。
そうしたことから、介護は必要な年齢の両親がいるならば早く市から認定調査を受け、事業所からプロのケアマネージャーや介護職員に今後の家族のあり方を相談し、公的サービス支援を受けながら日々の安定した生活を少しでも長く持続していくことが肝要ということになります。
中には家に人が入られたくない、家族のことが周りに知られたら困る、お金がない、家族だけでなんとか解決したい!などいろんな思いや悩み、葛藤があります。訪問するケアマネージャーや介護職員は日頃から数多くの家庭を見て、その人一人一人にあったサービスを展開しています。費用も介護保険で賄うため決して高い金額ではありません。ですので、他人に入って欲しくないところには土足で踏み入って事情を聴いたり部屋を覗くということもありません。
少しでも社会との関わりの中で解決出来る問題もたくさんあります。
少し力を借りるくらいのつもりで訪問ヘルパーなどに支援を頼むことで肩の荷が少し楽になったと感じ親子関係も良好になったと話はよく聞きます。訪問介護でなくても日中独居の両親をデイサービスに通わせ、入浴や食事の世話をしてもらい夜まで支援し自宅まで送迎してもらえるデイサービスも増えてきました。数日泊まって帰って来るというショートステイのサービスも介護保険で頼むことができます。一人で抱え込むのは辞め、介護のために何年も務めた会社を辞めて職を失うなんてことがないよう地域に頼り支え合って生きていくことが自分のためにも周りのためにもなるのです。