終活への親子の課題について

終活への親子の課題
最近すっかり聞き慣れた「終活」という言葉。青年が就職活動をすることを就活と呼びますが、漢字一文字違えど若者だけにある言葉ではなくなりました。就活とは生前に自分が亡くなった際の葬式、お墓、遺言の準備、財産相続などあらゆることを身辺整理することを意味します。今まではこの生前に就活をしなかったことで遺族同士のもめごと、財産分与、土地の問題などでギクシャクし残された家族が絶縁状態に陥る話も多く聞きます。
ネット調査で判明したことは終活への取り組について親子でギャップがあること!実は親はあまりお墓の問題について感心が薄いことがわかりました。逆に子供の関心はお墓が高く、葬式についても考えていきたいと強く思っているようです。娘しかない家族も、親が亡くなった後のお墓問題については若い時から考え悩んでいる女性もいます。そのため婚約した相手の両親とも揉め。婚期が遅れたというケースもあります。
核家族が増えている中で、親が日ごろどういう人たちと交流がありお世話になっているのかなど周りの人間関係が良く見えていないところから葬式の参列者や葬式場の手配などを事前に知りたいのが子供の本音ということが判明しています。ですが、どうしても葬式やお墓の問題に触れるのは縁起の悪さから子供から親へ伝えるのは抵抗があり、なかなか切り出せない問題です。
話を進めやすい時期はやはり年末年始ではないでしょうか。家族団欒のんびりムードの中で前向きな親子の今後の希望を確認し合うことが今後の生活においてもスムーズにことが進むと思われます。
では親の関心はどこにあるのか?親は意外にも持ち物の整理、思い出作りというもので残された余生をどう生きるかに関心を高く持っているという結果になりました。
近頃はエンディングノートも本屋で気軽に購入できるようになり、自分で買う場合もあれば子供から「書きたいことを綴ってほしい。」と渡されることもあるようです。そのような形式で静かに心に思うことを書いてもらうのも終活の大きな一歩です。
市町村でも無料で終活講座やセミナーがあちこちで開かれていたりします。残された老後生活が輝きのあるものであってほしいと誰もが願います。